2022年4月30日土曜日

USBシリアル変換モジュール(KA-CH340E1)

秋月電子で販売しているAE-FT231XというUSBシリアル変換モジュールはユニバーサル基板に実装してmicroUSBを抜き差しするのにある程度力がかかっても破損しないので重宝している。しかし、値段か¥700-と多数を購入すると安くはない。

そこで、代替品を作ってないかと探したがコンパチのものはない。(なぜ?)

そこで、今回はAE-FT231Xの代替品の開発を行う。



・目的

AE-FT231Xの互換性モジュールの開発


・コンセプト

AE-FT231Xと比較して、「小型」「安価」

AE-FT231Xのコンパチ

AE-CH340E-TYPECより小型で安価


・主な仕様

CH340E を使用した USB シリアル変換モジュール。

シリアル側のピン配列が AE-FT231Xの互換性モジュール

電源:USB バスパワ給電(+5V 最大 350mA)

入出力端子電圧:5V

過電流保護:リセッタブルヒューズによる保護

ボーレート:50bps ~ 2Mbps

ドライバ:CH341 互換

ピン仕様:2.54mm ピッチ 

モジュール寸法: 14.25mm×16mm (基板厚 1.0 mm、ランド穴径 0.9mm)


・回路図

・部品表

・アートワーク

・組配及び動作CHK

CH340Eの極性は実体図を参考

①microUSB-Bを実装

②コンデンサを実装

③CH340Eを極性に気を付けて実装

④ヒューズを実装

⑤ピンを実装

⑥狭ピッチのUSB、CH340E、各ピンをショートチェック

⑦ポータブル電源投入チェック

⑧PC接続による通信テスト

※フラックスはIPA等でしっかり落とすこと。(通信不良の原因)


・実態図


感想

USB実装しにくい。バスエラーが現状問題ないが複数個作成したら出てきそうで不安。

実装時間も含めてワンコイン(\400~500-)ぐらいの値段でつくることができた。

→欲しい人いる?

2022年4月21日木曜日

KiCADスリットでの注意

基板を発注をかけた際、どの基板カットなら値段が掛からないかが興味湧き、

3面付で見積もりを取ったらた、穴ぼこは課金してくださいと言われたので、実験的な基板ということもあり少しガイドを残した基板を提出した。
これはOKで追加禁止なくて済んだ。


正直、課金される基準が解らない。
よくわからないが、下にアウトラインを示しておく。

課金なし

課金あり

切断できる環境があるのであれば、ガイドを付けて発注をするのはいいかもしれない。

上がってきたら、会社でも使う予定の基板なので、基板カットしても罰は当たらんだろう。諸族が開発課なので、「勉強目的です」でいいだろう。