秋月電子で販売しているAE-FT231XというUSBシリアル変換モジュールはユニバーサル基板に実装してmicroUSBを抜き差しするのにある程度力がかかっても破損しないので重宝している。しかし、値段か¥700-と多数を購入すると安くはない。
そこで、代替品を作ってないかと探したがコンパチのものはない。(なぜ?)
そこで、今回はAE-FT231Xの代替品の開発を行う。
・目的
AE-FT231Xの互換性モジュールの開発
・コンセプト
AE-FT231Xと比較して、「小型」「安価」
AE-FT231Xのコンパチ
AE-CH340E-TYPECより小型で安価
・主な仕様
CH340E を使用した USB シリアル変換モジュール。
シリアル側のピン配列が AE-FT231Xの互換性モジュール
電源:USB バスパワ給電(+5V 最大 350mA)
入出力端子電圧:5V
過電流保護:リセッタブルヒューズによる保護
ボーレート:50bps ~ 2Mbps
ドライバ:CH341 互換
ピン仕様:2.54mm ピッチ
モジュール寸法: 14.25mm×16mm (基板厚 1.0 mm、ランド穴径 0.9mm)
・回路図
・部品表
・アートワーク
・組配及び動作CHK
CH340Eの極性は実体図を参考
①microUSB-Bを実装
②コンデンサを実装
③CH340Eを極性に気を付けて実装
④ヒューズを実装
⑤ピンを実装
⑥狭ピッチのUSB、CH340E、各ピンをショートチェック
⑦ポータブル電源投入チェック
⑧PC接続による通信テスト
※フラックスはIPA等でしっかり落とすこと。(通信不良の原因)
・実態図
感想
USB実装しにくい。バスエラーが現状問題ないが複数個作成したら出てきそうで不安。
実装時間も含めてワンコイン(\400~500-)ぐらいの値段でつくることができた。
→欲しい人いる?
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