以下のツイートで、
https://twitter.com/airvariable/status/1303165995054292993
ICの刻印見にくいのが解消できるらしいので、めっちゃ小さい部品をを使って、実際にやってみました。
レーザーマスキングとは
レーザーマスキングは、ICのパッケージにレーザーが照射されることによって材料表面で発生する化学的事象を利用した加工技術です。 レーザーマスキングはレーザー刻印機を使用します。
マスキングする内容はコンピュータで制御します。小さなパターンを精細に刻印でき、速度は高速です。対象物に非接触であるため、製品に打刻の衝撃を与えることなく刻印できます。
レーザーマスキングはICパッケージに小さく加工ができるメリットがあります。しかし、それがデメリットとなり、マスキングがを肉眼で判断できないことがあります。
今回の手法はその小さいパッケージが肉眼でもわかる様になるようにしていきます。
材料
・IPA
・修正液
手法
1.白くしたいところに修正液を塗る。
2.アルコール(IPAでやった)で拭く。
結果
左が素の状態で、右が修正液を塗り、IPAで拭いたものになります。(M3のネジと比較)
レーザーマスキングを正面から見るとどちらもなんとなくわかります。しかし、射角から見ると左はマスキングが解りません。(光の当たり方が影響)
レーザーマスキングにこの処理をするのは有効であるのではないかと考えられます。
試作基板で部品載せ替えで1pinがわからないとか見にくいときに使える手法なので、皆様活用してください。
参考:https://twitter.com/kamizaka2113/status/1304002534235754498
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