以前もトランジスタ追加を記事にしましたが、今回は動作確認まで確認します。
spiceモデルの追加
始めに部品メーカーのspiceモデルが公開されているページで任意のファイルをダウンロードする。
今回はロームの2SAR340Pをダウンロードしています。
ダウンロードファイルを展開し、任意のテキストソフトで確認する。
テキストソフトとは別に、
LTspice上で、C:\Users\ (XXX) \Documents\LTspiceXVII\lib\cmp\standard.bjtを開く。
(※(XXX)には、ユーザー名が入る。)
赤字で示した箇所を”+ “は削除し、
C:\Users\ (XXX) \Documents\LTspiceXVII\lib\cmp\standard.bjtの一番下の列に追加し、保存。
LTspiceを再起動して、New schematicでトランジスタが追加されているか確認。
追加したモデルの動作確認
追加したオペアンプの動作が正しいか確認を行う。
Vce vs Ic特性が一番手ごろなのでデータシートと同じようになる様に確認する。
「PNP -100mA -400V Middle Power Transistor - 2SAR340P」より
LTspice上で回路を作成し、シュミレーションを走らせる。
結果として。右のような波形が確認できる。
(×しているところはPNPトランジスタのときのシュミレーションなのでPNPトランジスタの動作確認をしたいときは上に入れてください。)
.MODEL 2SCR346P NPN IS=150.00E-15 BF=234.94
VAF=820.07 IKF=.44072 ISE=150.00E-15 NE=1.4185 BR=1.4068 VAR=45.121 IKR=3.2001
ISC=122.24E-12 NC=1.4956 NK=.94086 RE=.25 RB=6.3157 RC=1.2890 CJE=80.643E-12
VJE=.59389 MJE=.31734 CJC=18.294E-12 VJC=.48804 MJC=.39336 TF=6.4588E-9
XTF=2.5077 VTF=156.15 ITF=.26687 TR=15.769E-6 XTB=1.5000 TRE1=0.015
.MODEL 2SAR340P PNP IS=250.00E-15 BF=189.31
VAF=257.28 IKF=.99998 ISE=250.00E-15 NE=1.5964 BR=.40769 VAR=49.368 IKR=6.9177
ISC=254.60E-15 NC=1.0621 NK=1.8285 RE=.3 RB=11.216 RC=2.8132 CJE=70.394E-12
VJE=.803 MJE=.37787 CJC=48.807E-12 VJC=1.4223 MJC=.59914 TF=9.3420E-9
XTF=242.32 VTF=56.620 ITF=1.8412 TR=15.394E-6 XTB=1.5000 TRE1=0.01
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